ドキュメンタリー映画『がんになる前に知っておくこと』の制作にあたり、映画のナビゲーターとなって頂ける若手女優の出演者を募集します。
【募集条件】
・18歳~30歳までの女性
映像、舞台などでの出演経験、芸能活動の経験のあるかた。
がんに関する知識の有無は問いません。関心と情熱をもって関わって下さるかたを求めています。
【ギャランティ】
有ります。詳細はお問い合わせ下さい。
【撮影期間】
・2017年3月~6月予定
【作品概要】
・タイトル:『がんになる前に知っておくこと』
・監督:三宅流(『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』『「朱鷺島」 - 創作能「トキ」の誕生 –』他)
・製作:株式会社上原商店
【制作意図】
本企画では、映画全体のナビゲーターとなってもらえる若手女優を募集しています。若い人のほとんどはがんのことやがん治療について知りません。そこで同じような若い世代の女優が、取材を通して様々なことを知り、知識や思いを深めていくプロセスを通じて、観客も追体験しながら知識を深めていけるようにしたいと考えています。応募の段階でがんについての知識は特に必要ありません。ただ、私たち制作チームとともに最後まで映画を作り上げていけるような人を求めています。取材の過程でナビゲーターの女優が感じた思いや意見も取り入れながら一緒に映画を作り上げていきたいと思っています。
現在、日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死ぬと言われています。しかし多くの人にとって、普段からがんは身近なものとして意識されていません。そして突然、がんを告げられた時になって、初めて自分がどうしたらいいのかを考える、ということが多く起こっています。
がんについてはインターネットや書籍などで情報が氾濫しています。そして、それぞれが全く異なることを主張していたり、極端な場合、全く正反対の情報が同じ書棚やパソコンの検索画面の隣に並んでいたりします。その結果根拠に乏しい医療否定本にのめり込んで治療が手遅れになってしまったり、抗がん剤などとの上手な付き合い方を知らなかったために医療過多の中で最期まで苦しんでしまうなど、自分の選択を後悔してしまうことがしばしば起きます。
基本的な知識が欠けている中で、氾濫する情報の中から自分にあった適切な情報を選択するのはとても難しいことです。本企画では、がんに関する基本的な知識、そしてがん治療をめぐる医療システムや制度の全体像を分かりやすく解説します。あらかじめがん治療の基本的な全体像を把握していれば、いざ自分ががんになった時に、一度立ち止まり、より冷静に自分が取るべき選択肢を選ぶことができます。一口にがんと言ってもその内容は非常に様々で、がんと向き合う人々の立場や状況もまた様々です。一つの正解というものはありません。ただ、がんと向き合う人たちが自分の選択に後悔してほしくない、そういった願いを込めてこの映画を制作します。
【応募方法】
メールもしくは郵便で写真と履歴書をお送りください。
メールで応募頂ける方は出演動画(youtube、vimeo等)がある場合、動画のアドレスもお送り頂けると幸いです。
【宛先】
メール:info@uehara-shouten.co.jp
郵送: 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-24-9 戒仙ビルB1 002号室「映画出演者募集」係
【締切】
2017年2月15日(当日消印有効)